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日本の難読地名と由来~宮城編~(後編)※過去記事を前後編に分けました。

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日本の難読地名シリーズ~宮城編~の後編です。

 

前編はこちら 

kasibaka.hatenablog.com

 

 

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宮城県の難読地名と由来

 

 

 

 

茂庭(もにわ)

 

住所

宮城県仙台市太白区茂庭

 

【由来】アイヌ語で北海道の藻岩(もいわ)と同じ。

意味は小さい山

 

ここで言う小さい山は太白山の可能性があります。

太白山の標高は320.61m(2014年4月1日)と低いです。

仙台のアイヌ語地名 | 仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル - 楽天ブログ

太白山 - Wikipedia

 

 

 

人来田(ひときた)

 

住所

宮城県仙台市太白区人来田

 

【由来】※諸説あり。

1.人の往来の多さから 人来田と付いた説

 

2.「一木田」という神話から ついた説 

「一木田」神話とは文化 8 年(1811)に著された「嚢塵挨捨録」によれば昔、ここの田のなかに榎の木の大木があり、枝葉が繁茂してこの辺の耕作の妨げとなっていました。

この木は精の宿った大木で、しばしばこれを伐ろうとしたけれども、斧でも切れず、
切り口は夜のうちに癒えてもとのようになるので、村人は後のたたりを恐れて伐ることを 止めました。

ある時、身の丈一丈余り(約 3 メートル)もある山伏が突然現れ、この榎木 を引き倒してどこかへ持ち去っていきました。

村人はこの山伏は神の使いであると信じ、感謝を捧げて、その後この地を一木田と名付けたと記してあるそうです。

いつからか、この一木田と同音の「人来田」の字句となって現在に至るとされています。 

「人来田 由来」の検索結果 - Yahoo!検索

上記では人来田の地名の由来を開いてください

 

人来田の地名の由来

 

 

 

愛子(あやし)

 

住所

宮城県仙台市青葉区下愛子

 

【由来】愛子という地名は、『安永風土記書出』には「当村横町と申す所に相立ち申し候子愛観音之有りを以て、当村の名に申し来り候由御座候」とあり、この「子愛観音」から「愛子」となったという。

現在も、下愛子横丁旧補陀寺内に子愛観音堂があって、子安観音像が祀られている。この子愛(こあやし)の観音様の名称から、「あやし」の語を「愛子」の文字に入替えて「あやし」と読むようになったものと見られている。

愛子駅の駅名の由来

現在仙台市青葉区にある「愛子(あやし)」という地名の由来を知りたい。 | レファレンス協同データベース

「愛子(あやし)」の地名の由来「子愛(こやす/こあやし)観音」 | 伊達に会い隊ブログ

 

 

 

子平町(しへいちょう)

 

住所

宮城県仙台市青葉区子平町

 

【由来】江戸時代後期の経世論家であり、「寛政の三奇人」の一人に名を連ねる林子平の墓があったため、住居表示の変更の際に子平町と改称されました。

林子平 - Wikipedia

 

 

 

曽波神そばのかみ)

 

住所

宮城県石巻市鹿又曽波神川原

 

【由来】※諸説あり。

1.曾波はアイヌ語の「ソ・ハ」で「ソ」は水中の隠れ岩、「ハ」は水や潮が引くという意味で、太古の石巻大崎平野が海であった時代に小高い山から対岸を見ると干満によって岩が大きくも小さくも見えたことから「ソハ」と名付けられたと考えれてる。

 

2.ソウパsopaはソウ(岩)パ(頭)で,「頭状の岩山」の意味と言う見解もある。

曽波神の地名の正しい由来は、近くにある曽波神社から来ているそうです 蕎麦の神様ではありませんが、神様だけは合っているようです|さとたかの投稿画像

東北のアイヌ語由来とみられる駅名(宮城県・秋田県)(2) - 地名アラカルト

 

 

 

七北田(ななきた)

 

住所

宮城県仙台市泉区七北田

 

【由来・感想】安永風土記には、奥州街道の宿場を作った所から北に、七つの村があったことから「七北田」の名前がついた、と書かれています。

七ヶ宿と繋がりを感じます。

 

また、七北田には七北田川と言うのがあり、別名「冠川」・「神降川」・「神居川」(かむりがわ)」とも呼ばれていました。

冠川・神居川・神降川の由来は、神が降り立ったという説や、神様(もしくは坂上田村麻呂?あるいは源頼朝?)が冠を 流されたことから、という説。

あるいは、川が運ぶ大量の土砂により、しばしば河口が塞がれ、その形状が冠をかぶっているように見られたことに由来するという説があります。

みやぎの水辺ものがたり:七北田川の巻

泉なつかし写真館―第5回 七北田川|仙台市

七北田川 - Wikipedia 

 

 

番外編

 

 

菖蒲田浜招又(しょうぶたはままねぎまた)

 

住所※住所の一部である招又しか分かりませんでした。

宮城県宮城郡七ヶ浜町菖蒲田浜招又

 

【由来】招又の由来は1611年12月2日(慶長16年10月28日)に起きた慶長三陸地震が関係しています

津波が押し寄せて来る中、高台に避難した人たちが「こっちさ来い」と手招きしたことから招又の地名が付きました。

 

東日本大震災でも被害を受け、2016年には招又にある五社神社津波避難の目的に桜が植樹されています。

 

ちなみに、慶長三陸地震で初めて「津波」の語句が出て来ます。

出典は『駿府記』で「松平陸奥政宗献初鱈、就之政宗領所海涯人屋、波涛大漲来、悉流失、溺死者五千人、世曰津波云々」これが文献に現れた最古とされています。

石柱の設置:宮城県七ヶ浜町菖蒲田地区/石巻市渡波地区梨木畑 | NPO法人 さくら並木ネットワーク

 慶長三陸地震 - Wikipedia

 

 

 

鴇波(ときなみ)

 

住所

現在、鴇波を使った住所は存在しないと思われる。

※鴇波洗堰など名称としては残っている。

 

【由来】トキが多く生息していたことから名づけられた

【収集】波の付く地名・宮城県|地方史愛好家 ab.nan27

 

  

 

 

鼻毛橋(はなげはし)

 

住所

 該当する住所はない(宮城県仙台市泉区にある橋)

 

【由来取るに足らない鼻にも引っかからないやせた土地にできた橋、鼻水をたらして荷物を担いで上り下りした橋、橋につくツララが鼻毛のようだったから「鼻毛橋」になったなど諸説あります。

いずみ史跡今昔物語―第6回 小角めぐり 鼻毛橋周辺を歩く|仙台市

泉なつかし写真館―第5回 七北田川|仙台市

 

 

 

神子町(みこまち)

 

住所

現在、神子町の地名はないと思われる。

現在の住所は宮城県仙台市青葉区木町と思われ、木町には神子神社がある。

少し離れた宮城県仙台市青葉区上杉には朝日神社があり、祭神は神子朝日女之霊とあるため、朝日神子と言う観点で見る場合には無関係ではないと思われる。

 

 

 

 【由来】朝日という名の神子が住んでいたためと伝えられている。

道路の通称として活用する歴史的町名の由来(神子町通)|仙台市

神子町 は瓦の町でした | 仙台駄菓子 くるみゆべし お中元・お歳暮・お土産・ご贈答に/元祖 仙台駄菓子本舗 熊谷屋

 朝日神社|宮城県仙台市青葉区 - 八百万の神

 

 

 

外記丁(げきちょう)

 

住所

現在は存在せず、上杉付近が該当

 

【由来】仙台藩の初代藩主伊達政宗に仕え「豪勇」と評された武士に「齋藤外記」に由来する。

斎藤外記は伊達政宗が米沢で過ごした時に仕え、盗賊逮捕や大阪の陣の時には足軽を率いて活躍するなどの武功を上げました。また、隠密のような働きをして,裏切り者を告発するなどさまざまな功績をあげました。

これらの功績により政宗から1000石を与えられました。

その後も,いろいろと功績を重ね,政宗の信頼の証として町名にその名を残すことを許されたのです。

外記は脱藩しては功績をあげまた仕官されるということを繰り返していたため,脱藩はあくまでもカモフラージュで,実は政宗の必殺仕事人のような懐刀ではなかったか?」という説もあるちょっと不思議な人物です。

http://www.sendai-c.ed.jp/~kami-sho/sanpomiti%20tyoumei.html

道路の通称として活用する歴史的町名の由来(外記丁通)|仙台市

 

 

定義(じょうげ)

 

住所

現在は存在せず、大倉が該当

 

【由来】肥後守平貞能公が由来です。

貞能公は平家が、壇ノ浦の戦いに敗れた後も、平重盛公より託された阿弥陀如来の御霊像をまもり、源氏の追討をの逃れ、この地に隠れました。

ここにおいて貞能公は、なおも世をはばかり、名を「定義」と改めたのが由来になっています。

定義如来の歴史・由来

定義山(じょうぎさん・じょうげさん)の名前の由来が知りたい。 | レファレンス協同データベース

 

 

 

半子町(はんこうまち)

 

住所

現在は存在せず、子平町が該当

 

【由来】半甲町通とも言い、半子衆が住んだことによる。二代藩主忠宗が慶安四年に大筒組として取り立てた旗本足軽二十二人(特に器量が優れたものを選抜)が,頭髪を半分剃って後ろを残すことを印としたことから,この名が呼ばれました。

道路の通称として活用する歴史的町名の由来(半子町通り)|仙台市

八幡町から半子町へ シリーズ・クローズアップ仙台

 

 

 

感想

 

宮城県にもアイヌ語に由来する地名が残っており、アイヌの影響範囲はいつの時代に最盛期を迎えていたのかも調べると面白いのかなと思っています。

アイヌが関係した由来は毎回出てくるので自然と関心を惹きますが、今回ので一番興味を惹いたのは「和名類聚抄」です。

中学から不登校になり、自主勉強を全くしてこなかった私は初めて(忘れただけかも)知りました。

勉強はくそ面倒くさいですが、知識が増えるのが自分の糧になりますし、新たな興味を抱くきっかけにもなるので、やっぱり勉強は大切なんだなと思うこの頃です。