賢くなりたい、でも、バカでもいたい。

社会復帰した三十路元ニートのブログ

太宰治さんの本「人間失格」の感想

 

 印象に残った言葉

幸福は眩しくて、それを壊さないために身を引いたり、結婚して穏やかな生活を手に入れても壊され、破滅へと繋がっていく。
幸福の核が人だと信頼が強いほどに(結果的にしろ)裏切り行為で壊れる。
人間が相手だと難しい幸福を守るため努力しても相手に伝わっていなかったり慣れて外に刺激を求めて自分で日常を壊す種を蒔く。

 感想:読む前に作品説明に「太宰治の自伝」とあり、作者の人生がそのまま書いてあると思い込んでしまいましたが、年譜を見ると太宰さんが経験したことが随所に盛り込まれていることが分かります。

印象に残った言葉を読んだときはグッ・・・と来ました。

私が幸福に感じる核は人(他者)ではないですが、まとめサイトで浮気だ不倫だ復讐だを読み漁ってるのもあってか本当にそうだよな、と。

 

時代は変わっても、世界には多夫多妻があっても、感情があって、相手を強く信頼する気持ちがある限り、いつの時代も共感を呼ぶ言葉であり、作品だと思います。


太宰さんの作品は「人間失格」ぐらいしか読んでいませんが、「太宰」の「宰」に「辛い」が入ってるのが何とも言えなかった。

普段、活字はライトノベルしか読まないので文体の違いに驚きました(時代の違いもありますが)。